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飯盛山、白虎隊記念館、会津武家屋敷、鶴ヶ城 [旅行]

会津観光1日目。あかべえで飯盛山下へ。白虎隊記念館の前を通って、厳島神社へ。鳥居の奥に並んで立つ2本の大木が立派。

厳島神社 (3)

境内左手には戸ノ口堰がある。奥に水路の出口があり、ここを白虎隊が通ったらしいが、そうは思えないほど小さかった。

戸ノ口堰水

右手の坂を登るとさざえ堂、宇賀神堂があり、さらに上ると白虎隊の墓があった。会津戦争の象徴として取り上げられた歴史があるのだろうが、後世の人々に篤く扱われたことが伝わってくる。

白虎隊の墓 (3)

白虎隊自刃の地。ここの説明では、最後まで戦おうという主張と、捕らえられたら武士の恥だとという主張が対立したと説明されていた。

白虎隊自刃の地

市内を眺めてみたが、地理もよくわからないので、城は見つけられなかった。

白虎隊自刃の地より市内 (1)

白虎隊記念館は資料が多く、見ごたえがあった。ここでは、白虎隊は城が燃えていると誤認した説を採っている。日テレのドラマで沖田総司を演じたのは、中川翔子の父親だそうだ。彼女がここを訪問した時に書いた色紙があった。山川健次郎は捨松の兄で東大総長を務め、「京都守護職始末」「会津戊辰戦史」を編纂した。「京都守護職始末」は今でも読まれているらしい。

雨の中を旧滝沢本陣へ。特段変哲のない古い民家のようだったが、庭園がきれい。

旧滝沢本陣 (1)

会津武家屋敷に移動。西郷頼母一家が自刃した部屋が会津戦争の悲惨さを伝える。会津戦争の間に、足かせにならぬよう家庭で死を選んだ老幼婦女は230人に及ぶらしい。

会津武家屋敷 (1)

鶴ヶ城へ。ここは観光客が多い。展示のある内部も人が多かった。

鶴ヶ城 (4)

福島県立博物館を見てホテルへ。町のあちこちで「ならぬことはならぬ」を目にした。会津のキャッチフレーズのようだった。そして、どこも大河ドラマ「八重の桜」に乗った展示や販売がいっぱいだった。

出発前に、1986年に日本テレビ系で放映されたドラマを見直したが、改めて力作だと思った。幕末史の概略も描かれている。

白虎隊 [DVD]

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さらに、出発前に読んだ会津の本。会津藩の基盤を築いた保科正之、改革を行った田中玄宰、幕末の動乱を取り上げており、会津の歴史をコンパクトに学ぶことができる。

会津武士道 侍たちは何のために生きたのか会津武士道 侍たちは何のために生きたのか
中村彰彦 / PHP研究所 (2006-12-23)

タグ:東北 史跡 幕末
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