SSブログ

橿原考古学博物館、甘樫丘、飛鳥寺、飛鳥資料館、伝飛鳥板蓋宮跡、高松塚古墳 [旅行]

遅いGWをとって奈良・大阪・京都をまわり始めた。今回の大きなテーマは古代史。3年前ほどから環境史に興味を持ち始めたため、その関連で古代史にも関心を持ち始めたためだ。

前日から降っていた雨は、畝傍御陵前駅を降りた頃にはほとんど上がっていた。橿原考古学博物館でミュージアムぐるっとパス関西を購入。藤ノ木古墳の金銅製履、メスリ山古墳の大型円筒埴輪、宮山古墳の家型埴輪などが見ごたえがあった。

橿原神宮前駅に移動してレンタサイクルを借りる。推古天皇が建てたとされる豊浦寺跡の看板を見た後、甘樫丘へ。大和三山などの風景がよく見える。麓には蘇我氏の邸宅があり、それを脅威に感じたことが乙巳の変(大化改新)につながったとの説もあるらしいが、確かに立地はいいと思った。





明日香村埋蔵文化財展示室でキトラ古墳石室の模型を見た後、飛鳥寺へ。東大寺の大仏と比べたらだいぶ小さいが、当時は今よりはるかに広かったとされる敷地とあわせて、当時の人々には存在感があっただろうことは伝わってきた。







昼食をはさんで、飛鳥資料館へ。そっくり埋没していた山田寺の東回廊が復原されていて、その大きさにその時代に対する自分のイメージを改めさせられた。特別展「星々と日月の考古学」では、キトラと高松塚の天井画のレプリカが展示されていた。専門家の鑑定によれば、星図は正確さに欠ける部分はあるが、かなりの知識を持った者によって描かれているとのこと。



亀型石造物を見た後、乙巳の変の舞台である伝飛鳥板蓋宮跡へ。復原されている石敷きの遺構がほんの一部だからだろうが、思ったほどインパクトはなかった。





石舞台古墳、天武・持統天皇陵を見た後、高松塚古墳へ。壁画館の展示はレプリカではあるが、十分に見ごたえがあった。





若干急ぎ足になったが、結局10か所も見て回わった。雰囲気はいいし、今回はスルーした橘寺や川原寺も見てみたいと思った。北部の藤原宮跡も含め、数年もしたら新しい発掘もされるだろうから、また来たいと思う。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。